改めて。

こんにちは。敏です。

ヤヤズも3年ちょっと、日本のうたのカバーを中心に活動してきましたが、カバーにおいてはようやく「これがヤヤズのサウンド」と言えるものが確立できたように思います。

最近女性ボーカルものを色々と聞き漁っているのですが、どれも皆素敵な魅力があって歌ものはやはりいいなあ、というのと同時に、やはり客観的に見て佳代ちゃんの声は圧倒的だな、という結論に達しました。初めてあの歌を聴いたときに感じた衝撃は、今も全く色褪せていないなと。

この声はもっとたくさんの人に届けなければいけない。ヤヤズはこれまで培ったサウンド、一体感、言葉の伝え方、これらをベースに、いよいよ今後は日本語オリジナルをどんどん取り入れていきたいと思います!いや~楽しみです。

というわけで、カバー中心の内容としては集大成的なライブが7/11(土)に吉祥寺ストリングスで行われます!これまでのヤヤズのエッセンスを濃縮してぎゅっと詰め込んだような内容になると思います♪お見逃しなく!ご予約は以下から。

http://www.yayassong.com/

 

 

 


菅原 敏(Pf,Key)

C’est la vie ライブ

先日5/23に、千葉の飯山満にあるC’est la vieという素敵なお花屋さんでヤヤズのライブをしてきました。
ビニールハウス内にまるで森に迷い込んだかのように植物が溢れた、本当に素敵な空間なのですが、実は僕は過去に数回こちらでライブをさせていただいたことがありました。
その中には、まだバンド活動をする前の佳代ちゃんと一緒に行ったものもあったのですが、震災後にチャリティーライブに参加させていただいて以来ご無沙汰しておりました。
震災の時は佳代ちゃんは既に高知に帰っており、その頃はまだ、「ヴォーカリストとして活動していく」という意識は彼女にはなく、むしろそれまでイベントでたまに歌う程度だったのが、高知へ帰るのを機に音楽からも離れるかも、という感じでした。
その頃の話で未だに鮮明に印象に残っている事があり、今回のC’est la vieのライブを終えて非常に感慨深いものがあったので、ちょっと書いてみたいと思います。
震災の翌日だったかと記憶しているのですが、高知にいる佳代ちゃんから安否を気遣うメールが届き、「こっちはなんとか大丈夫だよ。」というやり取りをしていたのですが、ふとその瞬間、「あ、やっぱりこれからも佳代ちゃんと音楽がやりたい」と直感的に感じました。程なくして佳代ちゃんから「今後人々が音楽を求める事ができるような状況になったなら、その時は敏さんと音楽がやりたい」という熱いメールが届き、あまりのタイミングに震えてしまいました。もうこれはやるしかないと。
震災後は、ミュージシャンが活動を自粛していたり、あまり進んで音楽ができるような雰囲気ではありませんでした。それでも東京に住んでいるのだから、復興に協力できる 原動力となる人々を楽しませて元気づける事ならできるかもしれない、と思い立ち細々とライブをしておりました。そんな折に、C’est la vieさんからチャリティーライブをするので参加しませんか?とお誘いを頂き、仲の良いミュージシャンとライブに参加してきました。とても素敵なライブで、見に来てくださったお客さんにもとても喜んでいただけたのですが、終わってからふと「佳代ちゃんとここでライブしたかったな」と。
そしてその後、10月に僕の地元の岩手で行われたライブに、佳代ちゃんを高知からゲストヴォーカルとして呼び寄せ、数曲歌ってもらい、翌日吉祥寺のストリングスでもライブを行いました。
そして自分の直感はやはり凄まじく正しかった事が証明されました。「この歌を皆に聞いてもらわなくてはいけない。」
それから、ベースの亮を誘い、「Yaya’s Song Project」としての活動が開始したのですが、開始から4年余、ようやく夢であったC’est la vieでのライブが実現しました。
久しぶりに伺ったC’est la vieは前よりもずっと素敵になっており、まるで時間の流れが違う空間にいるかのような不思議な感覚をもたらしてくれました。
そしてそこで行ったライブはやはり最高でした。素敵な空間、楽しんでくださるお客さん、最初から最後までサポートをしてくださったスタッフ、皆さんの力が結集した素晴らしいものとなりました。
「自分はこういうライブがやりたかった。」と心から思ったと同時に、「ようやくヤヤズでここでやれた」という喜びが湧いてきました。
僕の音楽史の唯一の功績と言えるのは青山佳代というヴォーカリストが歌をやめるのを阻止した、という事です(笑)
とにかくいろんな感情や今までの出来事などが5/23のライブで急につながってし まったため、頭の整理がついていませんが(笑)、要するにとても興奮しています(笑)
そして、できる事なら今後継続的にC’est la vieでのライブを行って行きたい、と強く思うのです。
ライブハウスではないため、バンドとしてもできる限りの準備、協力をして、どこにもない素敵なライブを作っていければ最高だな~。
最後に今回ご協力頂いた店主ののんちゃん、オーナーさんやのんちゃんのお母さんを始めとするお店のスタッフの皆様、飲み物、食事等をご用意頂いた皆様、究極のバーベキューを用意してくださった英さん夫妻、本当にありがとうございました!

菅原 敏(Pf,Key)

Yaya’s Song Vol.4 全曲解説!【パート4】

毎度、敏です。

今日は朝早くからPVの撮影が入っていて今帰宅しました。スーパー眠いですが、最後の解説、行きます!

 

「10.星めぐりの歌」

スーパー眠い時によりによってこの曲から…(笑)これがアルバム中一番解説がめんどくさいやつです(笑)これは宮沢賢治の作詞作曲によるもので、最近では「あまちゃん」等でも挿入歌として使われたため、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。歌詞としては星座を次々に挙げて行くだけなのですが、言葉の組み合わせと並べ方が独特の語感とリズムを生み出しており、聞き手の想像をかき立てるものになっています。素敵な曲ですね。

この曲のアレンジのコンセプトは、「歌は宇宙空間に漂っていて、他の天体の動きとは別の時間軸で存在している」というテーマです。うわー、この時点でかなりめんどくさそうですね(笑)

で、それをアレンジでどうするか。今回は、4/4拍子ではあるのですが、歌のリズムの取り方を拍に対してきっちり割り切れるもの(四分音符や八分音符)ではなく、中途半端な長さ(今回は付点八分音符)にする事により、歌だけ別のテンポ感で歌っている様な雰囲気を作り出してみました。専門用語では「メトリックモジュレーション」というテクニックの一種で、普通は楽器隊側が別のテンポ感を打ち出す事が多いのですが、今回は歌がやっています(笑)しかも理屈は理解せずに感覚のみで。(笑)実際に佳代ちゃんに最初説明したときも「よくわかんないですがとりあえずやってみます」「あ、できますね」という流れでした(笑)まったく天才と言う奴は…

なので、多分普通に聞くと「何か合ってなくね?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、それが狙いですので、我慢して下さい(笑)でも、合ってないようでいて、実は密接に影響し合っているんですよね。それもまた宇宙的ということで。

この曲は解説し過ぎるとどこまでも終わらないので、このへんにしときます。

「11.旅愁」

このメロディも皆さんお馴染みなのではないでしょうか。とても親しみやすい牧歌的な雰囲気の曲ですが、美しさは残しつつも、ストレートにのどかな感じにはしたくなかったので、伴奏のタイミングを歌のリズムの頭にあまり合わせずに後ろから追いかけたり別のフレーズの塊を同時に組み合わせたりすることで新しさをプラスしています。最初佳代ちゃんも「これ、歌ずれてるように聞こえるんちゃいます?!(怒)」と難色を示しておりましたが、自分の声がこういう現代的なアレンジにも合う事が分かってからは文句を言わなくなりました(笑)

個人的にこの曲の佳代ちゃんの歌、すごく気に入っています。複雑な事をやってるように感じさせないこの声と歌、非常にありがたいですね(笑)

やっぱりアレンジというのはそのメンバーならでは、という表現につながるものでなくてはならないと思いますし、僕は不特定多数向けのアレンジ(演奏者が決まっていないアレンジ)はできないなー、と今回心から思いました。

「12.恋人がサンタクロース」

今回のアルバムではユーミンの曲が3曲もあります。童謡や唱歌など、シンプルで力のあるメロディと並べても何ら遜色の無い輝きを放つユーミンの曲というのは本当にすごいですね。だから歌い継がれて行くのでしょうし、カバーも多くされています。

原曲では「ダダダダダダダダ」というはっきりしたビートに乗って歌われており、いかにもポップス!という感じで素晴らしいのですが、今回は佳代ちゃんの「かすかに歌っても伝わる声」を活かすためにポップかつ軽めのアレンジにしてみました。サビの歌い方、好きだなあ。なんだか温かい気持ちになりませんか?歌っている時の顔の表情が目に見えるようです。

「13.きよしこの夜」

今回はそれぞれの月をテーマにした曲を取り上げてきましたので、12で終わりなんですが、佳代ちゃんの「最初アカペラで始まるから、最後もアカペラで締めるのはどうか」というアイディアを採用し、ボーナストラックを入れる事になりました。クリスマスの楽しげな曲の後なので、少し厳かな雰囲気のアカペラアレンジをしてみました。

もう説明の必要ないのではないでしょうか。圧倒的に素晴らしいと思います。やはり楽器は声の力には勝てないと思います。もちろん歌と同じくらい楽器を通して「歌える」ミュージシャンはいます。そしてプレイヤーは皆その次元を目標にしていると思います。でもやはり人間自身の体を通して生み出された音ほど「人間的」な音は無いのだと思います。

青山佳代という最高の歌い手と共にバンドが出来ている事はとても幸せなことで、皆素晴らしいメンバーだと思いますが、この先3人が同じ熱量を持った「歌」を生み出せたとき、さらにとんでもないものが出来ると思います。そしてそれを皆さんに是非届けたいです。

まだCD発売前ですが(笑)今後もヤヤズの活動にぜひご期待ください!期待をどかんと超えられるようにがんばります!

ねみー。酒飲んで寝ます!おやすみなさーい。

あ、頑張って書いたのでCD聞きたくなりましたよね?ならなかったですか?(笑)ならなくても買ってくれれば大丈夫ですので(笑)

ではでは。

 

 


菅原 敏(Pf,Key)

Yaya’s Song Vol.4 全曲解説!【パート3】

おはようございます。敏です。今日もやりますよ(笑)

「7.花」

これも皆さんよくご存知の名曲ですね。沖縄に旅行に行った際に呑み屋で島唄ライブをやっていまして、これがとても良かったので、何となく沖縄っぽい曲をヤヤズでもやりたいなーと思い、アレンジしました。CDの中では数少ない僕のセレクト曲です。

この曲だけギターが入っているのですが、これはベースの亮が弾いています。そもそもは、佳代ちゃんが亮の誕生日ライブの際にサプライズでギターの弾き語りを披露したのが始まりで、そこから佳代ちゃんがギターを買い、ヤヤズでもギターを入れて行こう!という話になりました。で、今回も佳代ちゃんがギターを弾く予定だったのですが・・・いろいろとありまして(笑)、亮が今回だけ弾いています。今後ライブでは佳代ちゃんが弾き語りでギターを入れていくことになると思いますので、そちらもお楽しみに!「いろいろ」の部分はライブに来た時に聞いてください(笑)

楽曲的な話をすると、全体として歌も含めて、すごくポップな仕上がりになっているのではないでしょうか。とはいえやはり佳代ちゃんらしさが感じられる部分がありまして、2:19あたりの「花として」のタイム感が絶妙です。この「と」がほんのちょっとだけタイミングが後ろになっているのですが(レイドバックと言います)、失敗すると単純にリズムから外れている、遅れているだけに聞こえてしまうし、そのポイントがなかなか難しいのです。成功すると深いノリを生み出すことができるのですが、僕もよく失敗します(笑)佳代ちゃんは完全に感覚だけでポイントをとらえてこれをやってしまっているのですから、これはもう才能ですね。

「8.椰子の実」

これはアレンジいいですね(笑)波の感じが表現できていて、自分でも評価できる出来です。演奏も柔らかいノリが出ていて歌を引き立てていると思います。演奏という意味ではこれがCDの中で一番かなあ。

しかし、やはり音楽は出だしが肝心というか、冒頭の「名も知らぬ」の歌の入りは素晴らしいです。イントロのメロディの後、すぐに歌の世界観に引き込まれますね。

あと、手前味噌ですがピアノの間奏部分も良いのではないでしょうか。間奏などではよく「楽器のソロ」がフィーチャーされますが、役割に応じて色々なアプローチがあると思います。歌ものにおける楽器のソロの役割は、歌が戻ってきたときに「あ~歌が聴きたかった、待ってました」というテンションにすることだと思っています。(楽器のソロが酷かったのでという意味ではなくw)

これはなかなか難しくて、単純に楽器の技術を披露しました、ちゃんちゃん、みたいな感じになるのはあまりよろしくない。もちろん楽器の特性を生かした演奏をする必要はあるわけで、例えば歌が抜けて楽器のソロが始まる出だしの部分は、すべての楽器奏者にとって「オイシイ」ポイントなわけです。お客さんに「キター!」と思わせることもできる。バンドの醍醐味は「このメンバーと一緒にやっていて良かった」と思えるポイントがいかにあるか、という事だと思いますので、ソロにおいても同様にできる限りの自分の楽器の表現を追求すべきです。その上で、歌が入ってくる事を常に想像しながら、それにバトンを渡していくという意味で「じゃあ俺終わったから帰るね」的ではないアプローチができるようになりたいですね。まだまだ要修行です。

それから、終盤の情感の高ぶりも演奏と波長がピタリと合っていて良いですね。あえて短めのエンディングで終わることにより、歌の余韻も強調されていてかなり個人的には気に入っています。

今後のライブの主要レパートリーになることと思います。

「9.月の沙漠」

どうでもいいですが、「砂漠」じゃないんですね。「沙漠」なんです。

これはアルバム中1、2位を争う凝ったアレンジになってますね。中間部のピアノソロのセクションだけで3回ほどリズムチェンジします(笑)まあ、ちょっと遊んでみました、という事で。

アレンジとしては、濁ったコード進行の中に、はっきりしたコード進行を配置することで、サウンドの色彩感を強くしてエキゾチックな雰囲気を出そうと試みています。はっきりとした進行というのは、いわゆる「起立、礼、着席。」的な、「着地状態から一旦飛んでまた着地する」流れがはっきり見える、という意味です。

アルゼンチンタンゴの巨匠、ピアソラの音楽が僕は大好きなのですが、ピアソラの曲って(僕のイメージですが)バンドが「ぐしゃー!」っと混沌としたカオスなサウンドになったかと思ったら、ふいにえも言われぬ美しいメロディがふわっと立ち上がってくる瞬間がありテンションが上がるのです。これ、どっちか一つでは成立しないんですよね。ぐしゃっとしてるのと、分かりやすく美しいのと、両方がないと。もちろんバランスが大事ですけどね。

というわけで今日はこの辺で。なんか今日の解説はマニアックになってしまったなー(笑)明日も多少マニアックになります(笑)ではでは。

 

 

 


菅原 敏(Pf,Key)

Yaya’s Song Vol.4 全曲解説!【パート2】

おはようございます。敏です。

昨日に引き続き、本日もニューアルバム「Yaya’s Song Vol.4」の曲解説をしていきたいと思います。

「4.蘇州夜曲」

佳代ちゃんのリクエストでアレンジしました。正直、この手のメロディが美しい曲っていうのは、すでに名唱、名アレンジというものが多数存在しており(アン・サリーさんのバージョンみたいな)、世間的にも「いい曲」として認知されていて意外性がないため、アレンジのモチベーションがなかなか上がらないのです(笑)という事で今回は、徹底的に歌詞の世界観を自分なりに音で表現してみる、という方向でアレンジしてみました。1番2番3番で微妙にコード進行が変わっているのですが、すべて歌詞に基づいて設定してあります。(まあ、ここは自己満足ですがw)もちろん、コードという知識的な話だけではなく、それをどういう音で奏でるか、という所に最も重点を置いています。たとえばベースの「ドッドッ」という基本のパターンの音の長さ、切り方や音色、音の太さなどのニュアンスについてもかなり細かく亮に指定して弾いてもらっています。アレンジというのは単純に譜面にして終わり、という話ではなく、「それをどう自分の中で消化して演奏するか」という所まで含めたものだと思うのです。

しかし、この佳代ちゃんの歌の美しい事と言ったら・・・このCDの中で最も色気溢れる1曲になっているのではないでしょうか。

「5.朧月夜」

蘇州夜曲と同様、名曲すぎてアレンジしたくないという典型的な(笑)曲です。まあこれも佳代ちゃんのリクエストなのでやるしかないですよね(笑)

ずっとピアノの左手が和音で四分打ち(四分音符のリズムで弾くこと)しながら、コードの内声(基本となる一番下の音や、一番高い音ではなく、内部の音)を中心に変化させることで、同じ場所にいながらも情景が微かに変化していく様を表現してみました。こういうのは演奏がとても大変なのです・・・繊細で。中間部は「美しく、変」をテーマに急にテンポを変え(3倍になってます)シーンを変えてみました。エンジニアの水谷さんには「これ以上やるとギャグになるけど、すれすれで面白い」とお褒めの言葉をいただきました(笑)そこから何事もなかったように入ってくる佳代ちゃんの歌(笑)多分ドヤ顔で入っていると思うのでライブの際はそこも含めてお楽しみください(笑)

しかしこれまた、歌素晴らしいですね・・・ため息が出ます。水谷さんも仰ってましたが、歌詞の意味云々を考えなくても、言葉の響きの美しさだけで十分伝わる歌声だと思います。

「6.浜千鳥」

佳代ちゃんの同郷の高知出身の作曲家、弘田龍太郎の地味ながらに味わいのある名曲。構成もとてもシンプルなので、まずアレンジとしては場面の変化をつけるのか、一つの流れとしてとらえるのか、という事になるのですが、今回は一つの流れとしてとらえつつ、アクセントを置いてみようという事で、セクションの切り替わりに3連符をベースとしたちょっとトリッキーなフレーズを置いてみました。浜辺で鳥が群れたり飛び立ったりしているようなイメージです。

全然関係ないですが、原曲を聞いたとき「波の国から生まれ出る」の所で終わりなのかと思ってしまいました(笑)なので、その後も続きがあると感じさせるようなコード進行にしています。

このイントロのピアノ(の最初の3音w)は、今回のアルバムで唯一及第点を与えられるかな?と思っています。音にはスピード感というものがあると思っていて、それは音と音どうしの間隔によるスピード(いわゆるテンポ的なもの)ではなくて、1つの音自体がもつ推進力とでもいいますか、明確にどこかに向かうのかという意思が感じられる音という意味なのですが、それはバラードでも同じで、「スピード感のある音」で奏でられる音楽が自分の理想なのかな、と。もちろんまだまだなのですが、音楽を続ける限りは追及していきたいですね。

というわけで今日はこのへんで。

 

 

 


菅原 敏(Pf,Key)

Yaya’s Song Vol.4 全曲解説!【パート1】

おはようございます。敏です。

毎回新譜が発売された際に行っている曲解説、4/23の発売を待ってからにしようかとも思ったのですが、3/21のライブでもう新譜を手にしていただいた方もいらっしゃるので書いてしまおうと思います♪ 長くなるので何回かに分けて。

「1. A Happy New Year」

今回のアルバムは月ごとの曲を収録するというコンセプトアルバムで、その1曲目、1月を飾るのが松任谷由実さんの名曲です。とはいえ僕は佳代ちゃんがこの曲を持ってくるまで知らなかったのですが、単純に「新年おめでとう!!」という明るい感じではなく、静かに、新しい年を迎えられた喜びと、今年への期待を噛みしめ、味わっている様子がなんとも素敵な名曲ですね!

この曲の出だしは、アルバムを作ると決めたときから、佳代ちゃんのアカペラにしようと思っていました。やはり彼女のルーツでもあり、純粋に声の魅力を味わってもらいたいという思いもありますし、そこからピアノ、ベースが入ってきた時の印象も鮮やかになります。

アカペラのそれぞれのパートのラインはメロディとしてはかなり歌うのが大変だったと思います。実際佳代ちゃんはちょっとイライラしながらレコーディングしていました(笑)ですが、とても素晴らしいものができたと思います!エンジニアの水谷さんと、パートを重ねながら「これ来たんじゃない?!」「来てますね!」と何度も言いながら作っていったのが思い出されます(笑)

「2. ペィチカ」

正式な登録の曲名は「ペィチカ」ですが、日本では「ペチカ」として親しまれている曲です。シンプルですが、特徴的な音をうまく使って(無意識でしょうが)いて、何とも温かい気持ちになる名曲ですね。

ヤヤズとしてはドPOPなアレンジじゃないでしょうか(笑)個人的には結構気に入っています。この曲はアレンジする際に、ベースのソロをフィーチャーしようと決めていたのですが、「シンプルで歌うような太い音のソロ」を弾いてもらうよう亮にお願いしました。亮は指はよく動くんですがその手のソロはあんまり得意ではなかったと思っていたので、修行の意味でお願いしたのですが、予想に反してとてもいい感じのソロを1発目から弾いてきたので、残念ながら即採用しました(笑)

ペチカって「暖炉」みたいな意味だそうですが、火の前でじんわりと暖まりながら、これから起こる楽しい出来事を想像しているような気分になれる仕上がりだと思います!

 

「3. 卒業写真」

このCDの白眉ではないかと個人的には思います。佳代ちゃんの声の魅力がすべて詰まっているのではないでしょうか。「人ごみに流されて」の歌詞の「流されて」の部分だけでご飯が3杯くらいいける感じです。本当にひとつひとつの言葉を大事に、噛みしめながら歌っているのがよく分かります。この曲は歌詞がすでに泣ける感じですが、仮に全く意味が通じないような歌詞の曲を歌ったとしても、佳代ちゃんの歌の言葉の力があれば全て成立してしまうのではないかと思うほど圧倒的です。

この曲は、メロディに対するコードのアレンジが、ほとんど変えようのないくらい完成されていて、お互いに強い結びつきがあるため、原曲のままやろうかとも思ったのですが、そこは意地もあり、かなりがっつり変えています(笑)ですが、佳代ちゃんの歌の力のおかげでとても自然にメロディが生きている仕上がりになり感謝しております。お世話になっております(笑)

 

というわけで本日はこの辺で。続きはまた次回書きます~

まだCD購入いただいてない方、こんなの読んでも「?」って感じですよね~。発売を楽しみにしていてください(笑)聴きながらまた読んでいただければ嬉しいです♪

 

それではまた。

 

 

 

 

 


菅原 敏(Pf,Key)

ニューアルバムリリース記念ライブ終了!!

昨日の吉祥寺ストリングスのヤヤズリリース記念ライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました!満員御礼で新曲も盛りだくさんの楽しいライブになりました♪
2ndのトラブルはなかなか驚きましたがw

ニューアルバムもたくさんの方に買っていただきありがとうございます!言い忘れましたがジャケットはリバーシブルになっているのでお好きな方を♪内容も濃いと思いますので楽しんでいただければ嬉しいです。

そして差し入れも頂いてしまいました!いつもありがとうございます!

次回のヤヤズライブは5/23(土)、千葉の飯山満という所の花屋でのライブになります!詳細は後程アップします♪

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菅原 敏(Pf,Key)

音楽を生み出すもの

こんにちは。敏です。ヤヤズではないのですが、先週の土曜にRe-trickというピアノトリオのレコーディングをしてきました。自分で言うのもなんですが、もうなんというか、凄いインパクトですよ。最も爆発力のあると言われている1stアルバムを超えたかもしれません。

その音源を昨日チェックして、おお、テンション高え~と我ながら驚いていたのですが、今日、まもなく発売予定の「Yaya’s Song Vol.4」を聞いてみました。

音数のもの凄く多く激しい音源を聞いた後での、佳代ちゃんのシンプルな歌声。全く物足りなさを感じないどころか、静かに歌っているにもかかわらず途轍もないエネルギー。自分はこの歌をちゃんと支えられているのだろうか、と不安になり、音を出すのが怖くなるような音楽。

どちらの音楽が優れているとか、そういう話ではなく、音楽を作り出すのは、人間性と、お互いの人間関係、ライブであればさらにお客さんとの関係、空気感。お店の雰囲気。そういったものを反映して生まれるのが、例えば、思わず体が動いてしまう、汗がほとばしるような熱気溢れる音楽であったり、緊張感の中で内に秘めた炎が静かに燃え上がるような音楽であったりするのだと思います。

みんな違ってみんな良い。もちろん全力で向かい合っていればこそですが。

というわけで、是非今週末3/21のヤヤズのリリースライブ、そんな音楽を一緒に生み出しに来ていただきたいです。皆さんには声の力を是非感じていただきたいですし、そこで生まれる会場の空気感にこちらも全力で応えることで、より素晴らしいものを作りたいと願っています。

というわけで、たくさんの方のご来場をお待ちしております。結局告知(笑)

2015/03/21(土) at 吉祥寺Strings
Yaya’s Song Project ニューアルバム発売記念Live !

18:00開場 / 19:00開演 (入れ替えなし)
charge: 2600円 (+1 order)

※『Yaya’s Song Vol.4』を先行販売予定です!

ご予約は以下のページの下部フォームからお急ぎください!

http://www.yayassong.com/

 


菅原 敏(Pf,Key)

『Yaya’s Song Vol.4』発売決定!

こんにちは。敏です。

ついにヤヤズのニューアルバム『Yaya’s Song Vol.4』の発売が決定いたしました!

今回のアルバムは「日本の四季、季節の歌」をテーマにしたコンセプトアルバムで、1月~12月までのそれぞれの月を感じさせる曲をアレンジ、レコーディングしました!
例えば、1月はお正月とか、12月はクリスマス、とか、割と方向性を決めやすい月もあるんですが、6月、とか10月、とかって結構難しいんですよね(笑)選曲がなかなか大変でした・・・

今回は全曲シングルカットしても良いのではと思えるほど素敵なアルバムになっていると思います!いつもは自分の歌に対してボロクソのダメ出ししかしない佳代ちゃんも手応えを感じているようなので、これは相当だと思います(笑)

今回も吉祥寺スタジオレダの水谷さんにはレコーディングからミックスまで大変お世話になりました。もはやこちらが何か言わなくてもすべて分かってくださっているので、非常にスムーズにレコーディングを進めることが出来ました♪

発売は4/23ですが、なんと、3/21(土)に吉祥寺ストリングスにてリリース記念ライブを行い、そこで先行販売する予定です!1か月も早くゲットできるチャンスですので、皆様お見逃しなく!! 詳細は以下の通りです。

2015/03/21(土) at 吉祥寺Strings
Yaya’s Song Project ニューアルバム発売記念Live !

18:00開場 / 19:00開演 (入れ替えなし)
charge: 2500円 (+1 order)

※『Yaya’s Song Vol.4』を先行販売予定です!

ご予約は以下のページの下部フォームからお急ぎください!

http://www.yayassong.com/

 

『Yaya’s Song Vol.4』

日本の歌に新しい光を当て続けるユニット「Yaya’s Song Project」による最新アルバムは、日本の四季折々の風景をテーマにしたコンセプトアルバム。

『卒業写真』『蘇州夜曲』『朧月夜』『花』『月の沙漠』など、誰でも耳にしたことのある季節を感じさせる曲をテーマに、青山佳代の情感あふれる歌声と、菅原敏のアレンジ、井上亮のベースが冴えわたる最高傑作!!

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member: 青山佳代(vo) 菅原敏(pf) 井上亮(ba)
price: 2000円(+税)
release date: 2015/4/23
label: Inpartmaint.Inc
code:YY-4

1. A HAPPY NEW YEAR
 2. ペィチカ
 3. 卒業写真
 4. 蘇州夜曲
 5. 朧月夜
 6. 浜千鳥
 7. 花
 8. 椰子の実
 9. 月の沙漠
 10. 星めぐりの歌
11. 旅愁
12. 恋人がサンタクロース
Bonus Track. きよしこの夜

 

発売後には各曲の解説などもする予定ですので、ご期待ください!

一人でも多くの方に聞いていただくことを願ってやみません!よろしくお願いします!!


菅原 敏(Pf,Key)

新作レコーディング終了!

おはようございます!敏です。

ヤヤズは先日2日間にわたって、吉祥寺スタジオレダにて新作「Yaya’s Song Vol.4」のレコーディングを行っておりました。エンジニアは今回も信頼の水谷さんです♪

いや~いろんな意味で一皮むけたんじゃないでしょうか。今回のアルバムは相当素敵ですよ!

今回はちょっとしたコンセプトアルバムになっておりまして、

なんと、1曲、ギター入りの曲があります。

ギタリストはこの人

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ライブでは佳代ちゃんが弾き語りする予定ですが、今回は間に合わなかったので亮が。

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テイクを確認する佳代姫。

 

そして佳代ちゃんのアイディアで、本当に素晴らしいボーナストラックもあります♪

 

歌、演奏、アレンジ、選曲、いずれをとっても今までで最高傑作になると自負しております。

発売日など決まり次第お知らせします。お楽しみに!!

 

 


菅原 敏(Pf,Key)