こんにちは。敏です。
早速ですがYaya’s Favorite Songs第2回目です! 何を紹介しようかかなり迷いますが・・・ 僕が音楽の道に進むきっかけになったCDを。
これです!
山下達郎さんの1st Album『Circus Town』
僕は小学生の頃ピアノを習っていまして、すごくいい先生だったんですが、全く練習もして行かなければろくに弾けない僕に対してもまあそこそこ厳しくてですね。で、当然遊びたい盛りの子どもにとっては、みんな外で遊んでるのに・・・という憂鬱な気分になるわけでして。?
でピアノはすぐやめちゃったんですが、音楽はずーっと好きで聞いてまして、大学3年生でみんな就職先とかが決まってくる段階で僕は完全に乗り遅れ(笑)、そんな時にこのアルバムに出会いました。3曲目『MINNIE』。僕の中ではこのCDはこの1曲に尽きます。とにかくアレンジが最高すぎます。?
このアルバムは、達郎さんが23歳?くらいの時にニューヨークに渡り、自分のお気に入りのスタジオミュージシャンを指定してレコーディングされたものということなんですが、前情報のなかった僕は、とにかくこの曲のアレンジに圧倒されました。
とりわけ中間部のホーンアレンジ。歌メロに対して対旋律で絡みついてくるホーンセクションがなんとも艶っぽく、それでいてメロディを引き立たせていて、とにかく素晴らしいのです。?
進路を決めかねていた僕ですが、「原曲に違った面から光を当てて輝かせるアレンジャーになりたい!」と思ったのでした。単純(笑) で、専門学校の作曲編曲科に進んだわけですが、そこでベースの亮とかに会い、何故か今ではピアノ演奏の方が多いという状況になってます(笑)
ただ今でもピアノよりも作曲よりもアレンジが一番好きです。ゼロから全て作るよりも、すでにあるものにこういう見方もできる、という提示をする方が好きなんだと思います。心がけているのは、メロディを生かすこと、今まで聞こえなかった形で伝えること、奇をてらっていない事、です。
僕のアレンジは、コードなどが難しいらしく、ボーカリストには「歌えない」と、亮をはじめとする楽器の方には「難しい!」と大変好評ですが、少なくとも聞く方にはそれが伝わらないようにしたいと思っています。まあ、つまり結局演奏力あってのものではあるんですが。 というわけで、軽々と歌ってくれる佳代ちゃん、何だかんだ言って完璧に演奏する亮、この2人と一緒にできているので、僕のアレンジも喜んでいます、というお話でした。?
山下達郎さんは全てのアルバムが名盤なので、よかったら聞いてみてくださいね!?
おしまい。

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