こんにちは。敏です。
ゴールデンウィーク最終日ですがYaya’s Favorite Songs vol.29です。
今日は僕が曲作りにおいて最も影響を受けたミュージシャンのCDを紹介します。
ブラジルの作曲家、ピアニスト、ボーカリスト、Ivan Linsの『Modo Livre』より、Deixa eu dizerという曲を聞いてみてください。
まるでPUFFYのアジアの純真みたいなイントロですが(笑)、メロディーのキャッチーさ、予想を裏切る心地よいコード展開とリズム、伸びのある歌声と漂うブラジルの雰囲気、そしてなによりかなり高度な事をしているにもかかわらず全体が上質なポップスであるという事。
特に最後のポイントは、ヤヤズソングプロジェクトで最も目指している所でもあります。
よくベースの亮が「コード難しいんすよ―」「拍子がなんとかかんとか」と言う事があると思いますが、これに関して言えば、難しさが聞いている方に伝わるレベルではまだ駄目だと思うんですよね。ヤヤズソングでは大変な思いをするのは演奏者だけ(笑)で、あくまでも聞いている方は純粋に音で心地良くなって頂きたいという思いがあるので、複雑なコード進行とかリズムというのは、スパイス程度のものでなくてはならないのです。
佳代ちゃんの歌のアプローチを聞いて頂ければ分かると思うのですが、彼女は変拍子だろうが複雑な分数コードの上だろうが、難なくメロディを大切に歌いこなし、余計な事は一切しません。佳代ちゃんのスタンスはまさに「ポップス」というものを体現していると思います。と言うわけで僕と亮はそれを最大限生かせるアレンジと演奏を心がければよいという事になります。それがジャズであれクラシックであれ、ラテンであれ、ロックであれ。
色々な要素を持ちながらも、最終的には「ただひたすらに心地よい音楽」という理想を追求して今後もアンサンブルの追究をして行きたいと思います!真面目な内容ですいません(笑)
Ivan Linsは他にも素敵な曲が山ほどあるので是非聞いてみてくださいね。

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