こんばんは。敏です。
先日の吉祥寺ストリングスのヤヤズライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました!補助椅子が出るほどの超満員御礼!でした。久々の英語曲などいつもとちょっと違うレパートリーも織り交ぜながらお送りしましたがお楽しみいただけましたでしょうか?年内はヤヤズのライブはもうないのですが、来年また新作に向けて突っ走っていきますのでどうぞよろしくお願いします♪
さて、月曜恒例のYaya’s Favorite Songsですが、今日はアルゼンチン・タンゴの巨匠、アストル・ピアソラのライブ盤をご紹介します。
バンドネオン(アコーディオンとはちょっと違う楽器なのです)奏者としてタンゴの世界に革命を起こしたと称される音楽家で、まず顔がいかにも巨匠。彫刻のようです。絵になりますね?。
ライブ盤の音源があまりyoutubeで見つからなかったのでとりあえず超定番のリベルタンゴを貼っておきます。
ピアソラの魅力は、音そのものが持つ芳醇な香りや、バンドの緊張感、スケール感など、一言では言い表せませんが、個人的には混沌からふっと浮かび上がる美にやられてしまいます。
いきなり不協和音の連発でグシャグシャになったと思ったらその中から突然夢のように美しいフレーズが浮かび上がってくるという構図の曲が多い気がします。ただの綺麗な曲ではない、ひとくせもふたくせもある、そして一度ハマってしまうと抜け出せないという危険な香りがまた堪らないですね。
この『Live in Wien』、どの曲も素晴らしい緊張感に満ちていて、とても素晴らしいアルバムです。是非全曲通して聴いてみていただきたいCDです。

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