寒くなってきました。我が家はもう石油ファンヒーターが登場しております。そんな井上亮です。
先週は自分が音楽を始めるきっかけになった人、Paul McCartneyのライブを見てきちゃいました。
今でも感動冷めやらずの状態です。自分もあの年になっても音楽をしていたいなーと思います。
でもここ10年で出会った人に楽器を始めた理由を話してもなかなか信じてもらえません。まー確かに演奏スタイルとか全然違うししかたない事ですが、凄く歌モノ好きです。
特にポールの作り出すメロディーって誰でも一度耳にしたらすぐに一緒にハミングできちゃうくらい分りやすいんだけど、オリジナリティ溢れ彼にしか作る事ができないモノばかり。 これって凄い事ですよね、そんな名曲を沢山作ってきて、ライブではいつでもハイクオリティなパフォーマンスを繰り広げるというのはなかなかできない。
同じビートルズのメロディーメーカーのジョンとのタッグが有名ですけど、自分はポールの個性をより楽しむならビートルズ解散後の曲をお勧めします。 もちろんビートルズ時代の曲も素晴らしい、これは間違いないんですけど解散後の曲はとにかく自由度が高いというか、自身の幸せの為に音楽をしている印象を自分は受けます。つまり「やりたい曲だけやる」というスタンスとでも言うんでしょうか。 かなりマニアックなモノもありますけどメロディーはポップに仕上げていて「ポール節」というモノが気持ちいいくらいに馴染むんですよね。
その中で一番好きで先日のライブでも披露してくれた曲を今回は紹介します。 “Listen to What the Man Said”という曲です。
底抜けに明るいコードとアレンジで作られた曲なんですけど、Aメロ冒頭のダウン気味なメロディーをこれまた少しトーンを落とした歌声を乗せるところがなんとも憎い!!
しかもサビでのアンサンブルの広がり方も盛り上げすぎないで淡々と進むんですが、曲全体を通して盛り上げていくなんとも不思議な曲なんです。こりゃ癖になりますよ。 ライブではテンポを上げて底抜けにハッピーに披露していましたけど、うむ・・・どちらも素敵過ぎる。

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